「令和6年交通関係優良団体大臣表彰」を受賞!静鉄の環境負荷低減への取り組みとは?

2024年12月16日、静岡鉄道株式会社は「令和6年交通関係優良団体大臣表彰(グリーン経営部門)」を受賞しました。本表彰は、地域公共交通の発展や環境保全において優れた取り組みを実施する団体に贈られるものであり、当社の継続的な環境負荷低減の取り組みが高く評価されました。では、具体的にどのような取り組みが評価されたのか、ご紹介します。

1. 環境に配慮した最新型車両「A3000形」の導入

当社では、2015年度より環境性能に優れた新型車両「A3000形」を順次導入し、2023年度までに全12編成を更新しました。この車両は、最新の省エネルギー技術を搭載しており、旧型車両(1000形)と比較して消費電力を50%以上削減しています。
また、A3009号・A3011号・A3012号の3編成では、静岡県内の水力発電所から供給される再生可能エネルギー100%での運行を実現しました。

さらに、2023年度からは日本平ロープウェイでも導入し、再生可能エネルギーの活用を推進しています。


2. 地域とともに進める環境啓発イベント

静鉄グループは環境啓発活動にも積極的に取り組んでおり、2022年から開催している「COOL CHOICE in しずおか(2024年から『デコ活しずおか』に名称変更)」がその一例です。このイベントでは、CO₂排出量の少ない電車やバスの利用を促進し、地域住民に脱炭素社会の実現に向けた行動変容を促すきっかけを提供しています。
2022年度には、鉄道・バスの無料開放イベントを実施し、約3万人が自家用車から公共交通へ移行。結果として、約52tものCO₂排出量削減に貢献しました。
また、2023年度には、小学生を対象に「1日フリー乗車券」を配布し、公共交通の利用促進と環境意識向上を図る施策を実施しました。


2024年度実施の「デコ活しずおか~みんなではじめるエコな選択~」についてはコチラ!


3. 「清水静岡レイルグリッド構想」の検討推進


当社では、鉄道沿線で発電された再生可能エネルギーを自社の鉄道軌道上に敷設した自営線を通じて活用する「清水静岡レイルグリッド構想」を検討推進しています。この構想は、再生可能エネルギーの利用拡大や地域脱炭素の実現、沿線の防災力向上を目的としています。


4. デジタル技術を活用したペーパーレス化

環境負荷の低減を目的に、当社ではデジタル技術の活用を進めています。2024年3月には、鉄道運転士業務用タブレット端末を導入し、時刻表や運転業務関連の規程類をデジタル化することでペーパーレス化を推進。さらに、技術系職員向けの業務用タブレットおよび専用アプリ導入も進めており、業務効率化と環境負荷低減の両立を図っています。


5. 2050年のカーボンニュートラル実現に向けた人材育成

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、当社では次世代の環境リーダー育成にも力を入れています。若手社員を対象に「カーボンニュートラル勉強会」を実施し、さらに地域の高校と連携して環境問題に関する授業やプレゼン発表会を開催。これにより、社員自身の環境意識向上だけでなく、地域の若者にも環境問題への関心を持ってもらう機会を提供しています。

表彰式の様子

2024年12月16日、国土交通省にて「令和6年交通関係優良団体大臣表彰」の表彰式が開催されました。静岡鉄道を代表して川井社長が登壇し、国土交通大臣から表彰状を授与されました。

静岡鉄道は、事業活動を通じて経済と社会が調和する持続可能な社会の実現を、地域の皆さまと目指してまいります。

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